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2012年11月5日月曜日

「BioLite」キャンプストーブ火入れ式


僕は海外のサイトから直接購入したのだが、国内ではモンベルが取り扱いを開始し、おまけにAmazonでも買えるようになったらしい。結構人気の様子。
実を言うと手元に届いたのは8月。試そう試そうと思っていたけど忙しさでとても手が回らず、おまけに真夏に焚き火はやりたくないのでここまでずれ込んだ次第。
この「BioLite」CampStove。要は強制送風が付いた個人用の小型焚き火台。薪をくべる炉の部分はステンレス製。サイズは500ccのコーラ缶くらいで、収納時には炉の中にすっぽりファンとバッテリーが入ったシステム部が収められている。
使う時にはこのシステム部を取り出して炉に抱きつくように固定する。熱電対(?)も付いているので、一旦火力が安定すると送風用の電力を自力で賄うことができるというシロモノ。
おまけにUSBのソケットを備えてケーブルでスマホの充電ができるおまけ機能もあり。簡単に言ってみれば超小型の火力発電所。
燃料はそこら辺の枯れ枝でOKで、用済みの割り箸や固くねじった新聞紙などでもOK。ただ、送風機の風で巻き上げられるので紙類は焚き付け以外にはあんまり使わないほうがよいかもしれない。
試してみると3分ほどでインジケーターが緑に変わってUSBに出力が始まり、直径1センチほどの枯れ枝を10センチくらいに折って5~6本放り込んだ状態で15分ほど発電が持続した。
竜巻状にオレンジ色の炎が立ち上り、投入した薪は完全に燃焼、後には白っぽい灰しか残らなかった。
今回は鍋をかけていなかったので火力のほどはわからないけど、昔使っていたMSRのウイスパーライトくらい(数分でコーヒー2~3杯の湯が沸く)はありそう。
ただ、使用後の炉の内側はススで真っ黒に汚れていて、そのままシステム部分を収納したいとはちょっと思えない。このあたりみんなどう工夫しているんだろうか?