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2012年11月14日水曜日

SHOT NOTEから普通のメモパッドへ回帰


SHOT NOTEというのはキングジムの発売したメモ帳やノート類のブランド名。
何が新しいかというと、iPhoneやAndroidのカメラアプリと連携していること。
他社からも似たコンセプトの競合製品が次々発売されたけど、基本的な仕組みは概ね同じ。
四隅や周辺にマーカーのある独特なレイアウトのノートに手書きでいろんなことを書いたり、ポストイットやちょっとしたレシートくらいなら貼り付け、それをアプリで撮影すると歪補正をしてくれて、斜め上から撮影しても真四角の状態で取り込み、jpegやPDFにできるというもの。日付や通し番号はOCRもしてくれて、EverNoteやDropboxに送信すると付加情報として画像にくっつけてくれる。
アナログなメモをデジタルに変換するツールとしては結構便利で、ちょっとした紙ものをすぐに失くしてしまう僕としては一時期なくてはならないアイテムだった。
その流れで最近では会議などで配布された資料なども片っ端からScanSnapで取り込んでEverNoteに放り込むようになり、放っておくとすぐに机の上に積み上がってしまう紙媒体の整理もだいぶこなれて来た。
ところが、マーカーなしでも半自動的に歪み補正をして撮影したものをとり込んでEverNoteやDropboxに送信も可能な高性能なアプリ(CanScannerなど)を使うようになって、必ずしもSHOT NOTEは要らないんじゃないかと気づいた。
不細工なマーカーがないことで後から使いやすくなるし、何よりSHOT NOTEは結構高い。ロルバーン、モレスキンなどの高価なノートパッドに匹敵するコストがかかる。だったらいっそ、そういった自分の使いやすいお気に入りの文具を使いたいのが人の常。
まあそう思わなくても、結局デジタル化するのであれば方眼が薄く印刷されたノートパッドであればなんでもいいわけで、おまけにミシン目がついて切り離しやすければなお良し。
そんなわけで、100円ショップのダイソーで方眼ノートを買ってみたが、さすがにこれは製本がひどくて使いにくかった。
何事も行き過ぎは良くないという見本みたいな話。