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2014年6月26日木曜日

ヘルニアにはあらず

腰痛は続く。
そんな訳で医者に精密検査を勧められ、MRI検査を受けた。
個人的に一番恐れていたのは椎間板ヘルニア。昔叔父がこの病気を患い、トイレすら難儀してたのを目にした事があって、恐ろしい病だという印象が強い。だが、覚悟して臨んだ検査後の所見は意外にも「立派な背骨ですねぇ」の一言。
少なくとも検査結果からヘルニアの兆候は見られないとの診断。
やれやれひと安心、ではあるが、腰痛の原因は未だ判らずじまい。
これはこれで悩ましい。
とりあえず鎮痛消炎薬と件のリリカカプセルを処方され、しばらく様子を見る事に。

リリカカプセル

日頃の不摂生がたたって最近腰が痛い。
腿の外側からふくらはぎまで響く痛みと痺れ。どうやら椎間板ヘルニアらしいとの診断。えらいことである。
精密検査は後日、でもとりあえず痛いのはどうにかしないわけにいかず、相談の末よく効くと評判の新薬の処方を受ける。
効き目は強いが相当にクラクラ来るらしいと聞いて、半分ドキドキしながら飲んで見るが、正直微妙。

2014年6月18日水曜日

はやぶさ

今年度打ち上げの惑星間探査機ではなく初音ミクカラーの新幹線の話。
今日、初めて乗車してその速さに本気で感動した。
バイクレースをやってた事があって自分でも結構スピードには耐性ある方だと思っていた。でも、これは凄いを通り越してさすがに少々怖い。320キロで突っ走ってほとんど揺れらしきものが感じられない(盛岡以北の整備新幹線トンネル区間は若干揺れたが)のも凄い。
この突き抜けたハイクオリティなインフラ構築力は先人の高い目的意識の賜物。まあ、相当の難工事だったのも確からしく、建設には40年近くかかっているけどね。
世間では最近、意識の高さはどちらかというとうざがられる傾向にあり、勘違い系の代名詞として侮蔑の対象になっているとも聞く。でも、エンジニア達には、そんなやっかみや誤解に決してめげて欲しくない。それに、そこそこのレベルで満足してしまう風潮を僕らの世代で広げたくはない。

2014年6月17日火曜日

向日神社

別件で近くまで行ったのでついでに向日神社に参拝する。
僕は特定の宗教を信仰していない。初詣に近所の神社を訪れ、チキン片手にクリスマスを祝うチャランポランな日本人的宗教観しか持ち合わせていないが、神社についてはその凛とした佇まいがなぜか大好きだ。
出雲大社の荘厳さ、伊勢神宮の張り詰めた緊張感、明治神宮の落ち着きと、有名どころの神社にはそれぞれ個性を感じるが、いずれにも共通する澄み切った感じ、瑞々しさとか、清浄さに触れると心からホッとする。
僕は20代の終わり頃、海外でしばらく暮らしたが、常に気を張って身の回りに注意していないと事故や事件に巻き込まれる環境(国際的には当たり前なのだが)は本当に疲れる。日本に戻ってきてその絶対的守られている感に安堵した記憶があるが、神社を訪れて感じる安心感にはそれに通じるものがある。
神や仏を信じよとは言わないが、時にはこの安心感に身を委ね、人間を超えた超越的存在を感じ、驕りがちな自己を戒める、そう言う瞬間があってもいい。