コンデンサ不良でいつお亡くなりになるか判らないSX270のメインボードを修理。さすがに精密に作られている多層基板にハンダゴテをあてるのには勇気が必要だったけど、コテの温度を最高に上げてもパターンに熱が逃げてしまうためか、一向にハンダが溶けてくれない。
ついには業を煮やし、最初の遠慮はどこへやら、どうせ交換するのだからとコンデンサを力任せにずっぽり引っこ抜く。その後基板に残ったリード線を両面とも基板スレスレでカットし、さらにリード線の切り口にセンタポンチでケガキ目を入れると同じ径の精密ドリルでリード線を掘り抜いてしまうという荒技に出る。スルーホールも一緒に削ってしまうのじゃないかと気が気ではなく、新しいコンデンサを入れた後は写真を撮る余裕もなく一気に組立てる。
祈りながらスイッチを入れ、変なビープ音が聞こえて血の気が引いたけれど、これはどうやらついでにメモリ保持用電池を入れ替えた為らしい。改めて電源を入れ直し、Windowsの起動画面が出たときにはさすがに気が抜けた。あーしんど。
写真は交換した新旧のコンデンサ。奥の方の頭がパンパンに腫れているのが摘出した患部。これで安心して(?)使えるか。
インターネットの大海の、ほんの端っこにまるでインクの一滴。
大波に翻弄される航海の、つれづれに思いつつくままペンを走らせ・・・
まだ大したものはありませんが、よろしかったらのぞいてって下さい。
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2006年12月30日土曜日
2006年12月26日火曜日
ブロークンキャパシタ
ヤフオクでゲットした小型Pen4機。まだそれほど時代遅れというわけでもなく、人気のコンパクトタイプ、OS付きなのになぜここまで安いのか、調べてみて納得。
どうやら一年ほど前に不良電解コンデンサ問題で大騒ぎになった機種らしい。さてはと思って開腹してみたところ、案の定パンパンに腫れ上がっているパーツを発見。ニチコンのHN(M)6.3V/2200μF、写真はまだましな方で、もう一つはもはや液漏れ寸前。パンクしていなかっただけラッキーと、とりあえず恐る恐る通電しOSの起動だけ確認した後は早速RSコンポーネンツで代替品を発注。念のため高温環境での寿命が長い高価な高耐久性タイプを選んだけれど、それでも一個たったの90円なり。
たったこれだけのパーツから、下手すればメーカーの屋台骨を揺るがすクレーム騒ぎになることを思って背中が寒くなる。
どうやら一年ほど前に不良電解コンデンサ問題で大騒ぎになった機種らしい。さてはと思って開腹してみたところ、案の定パンパンに腫れ上がっているパーツを発見。ニチコンのHN(M)6.3V/2200μF、写真はまだましな方で、もう一つはもはや液漏れ寸前。パンクしていなかっただけラッキーと、とりあえず恐る恐る通電しOSの起動だけ確認した後は早速RSコンポーネンツで代替品を発注。念のため高温環境での寿命が長い高価な高耐久性タイプを選んだけれど、それでも一個たったの90円なり。
たったこれだけのパーツから、下手すればメーカーの屋台骨を揺るがすクレーム騒ぎになることを思って背中が寒くなる。
2006年12月23日土曜日
光の海
毎年楽しみにしていた東京駅前のイルミネーションがなくなって寂しいなーと思っていたためか、職場のエレベーターの窓から見下ろす青い光に吸い寄せられるように思わず足を運ぶ。
一面の青。昼間見ると味気ないんだろうけどそれは言わないお約束でしばらくぼーっと見とれてしまう。
一面の青。昼間見ると味気ないんだろうけどそれは言わないお約束でしばらくぼーっと見とれてしまう。
2006年12月20日水曜日
PLCモデムテスト
頼んでおいたPLCモデムの評価機が到着。
アイ・オー・データの「PLC-ET/M-S」が入荷。
あらかじめ親子がセットになった商品で、面倒なセットアップは全く不要。両方をコンセントに差し込むだけであっさり電力線インターネットが出来たのには感動。
速度も40〜50Mは出ているみたいで、これは使える!と思ったのもつかの間。
試しにそれぞれを少し離れたコンセントに移動してみた所、認識はしているもののなぜか通信が確立できない。色々理由を探ってみた結果、これはと思われるのは携帯電話の充電器。同じ系統にこの手のインバータ式充電器やACアダプタが二つ三つついているだけでもうアウト。離したっていっても5Mも離れてないのに・・・(涙)
とりあえず同僚に自宅でのテストを頼んで結果待ちというフェーズだけど、初期のADSLモデムよりさらにデリケートなのには参りました。
自分の家なら工夫してどうにかノイズ対策出来そうだけど、誰が何を繋ぐかわからない店舗や事務所のメイン回線にはちょっとね〜というのが正直な所。
アイ・オー・データの「PLC-ET/M-S」が入荷。
あらかじめ親子がセットになった商品で、面倒なセットアップは全く不要。両方をコンセントに差し込むだけであっさり電力線インターネットが出来たのには感動。
速度も40〜50Mは出ているみたいで、これは使える!と思ったのもつかの間。
試しにそれぞれを少し離れたコンセントに移動してみた所、認識はしているもののなぜか通信が確立できない。色々理由を探ってみた結果、これはと思われるのは携帯電話の充電器。同じ系統にこの手のインバータ式充電器やACアダプタが二つ三つついているだけでもうアウト。離したっていっても5Mも離れてないのに・・・(涙)
とりあえず同僚に自宅でのテストを頼んで結果待ちというフェーズだけど、初期のADSLモデムよりさらにデリケートなのには参りました。
自分の家なら工夫してどうにかノイズ対策出来そうだけど、誰が何を繋ぐかわからない店舗や事務所のメイン回線にはちょっとね〜というのが正直な所。
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